みちくさpiano

昨年からピアノ習いはじめました♪ピアノに関すること、少しずつ記録します♪
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ただ肩甲骨を下げるだけで

前回レッスンの中で、先生が「肩に力が入っていますよ」と声をかけられた。
あ、ほんとだ、と弾きながら肩甲骨を下げた。
・・・・ただそれだけだったのに、明らかに音が変わった。
え?こんなにも違うもの?
音はクリアになったし、響きもよくなって、さらに(当然ながら?)指も動かしやすくなった。
んんんん・・・気づくだけで、そしてちょっと意識するだけで、かなり違う。


こういうことを、少しずつ積み重ねていけば、演奏そのもののレベルも変わってくるんだろうな~。


次は自分で「肩に力が入ってないかぃ?」と気にすることができるようになるといいな、と思う。

7月のレッスン🎵

🎵鍵盤に指を触れるのは弾いている音と次の音の準備だけ。それ以外の鍵盤に指を置かない。無意識に力がかかり、指の動きが悪くなる。


🎵最低でも今弾いている音の次の音が何かを(楽譜を見て)確認しながら弾く。慣れてくるともう一つ先の音、もう一つ先の音、一小節分など見えるようになってくる。常に先を見る、一つでも先を見るように。


🎵同じ拍の音は同時に! どお~~~してもずれてしまうときは、ベース音を最優先。


🎵同じフレーズが繰り返されるとき、これから向かっていくところがどこか、そこに向かっていくのにこの繰り返しにはどんな意味があるのか、こだまのように軽く? さらに念を押すように? 


🎵音価はほかの何より重要かもしれない。拍頭より、音の高低より。大切な音だからこそ長い。
 長さはその2乗くらいの重みがあると思いなされ。


🎵表現の最重要点・ポイント・大切なところはどこにあるのか?長いところ?強いところ?高いところ?


🎵音が細かくなる意味は? 軽やかになる?重力からの解放?それとも?


🎵いつでも自分の重心を変えられるように椅子には浅く腰掛ける。骨盤の自由を確保しておく。足はペダルがなくても、右足を前に左足を後ろに体重を支える。


🎵連打・鍵盤から指を離さないほうが安定する。離してもすぐにまた準備動作を入れる。動作は少ないほうが安定する。


🎵連打の意味は? 緊張が高まっていくのか 徐々にゆるんでいくのか? その連打にふさわしい表現は?


🎵音を出した後、鍵盤をいつまでも底に押し付けておかない。長い音であっても緩やかに抜いていくこと。


🎵フレーズとフレーズのつながり・構成をとらえよう。(スラーはフレーズではない)


🎵必要以上に間違い(音はずし等)を恐れない。自分のミスに自分で過剰に反応しないくせをつけよう。音楽の流れを止めないことが大切。ミスは大した問題ではない。


🎵自分にはできない、と思うのをやめる。自分の能力をみくびらない、貶めない。必ずできる!


🎵肩の力を抜いて~!



・・・実際のところ、打鍵も安定してないというか、思ったより大きな音が出ちゃったり、小さい音のつもりが出なかったり・・のレベルの私。。。
でも、こうしてレッスンをうけて、少しづつでも積み重ねていけば・・・三歩進んで二歩下がってもくじけずまたまた一歩踏み出していけば・・・音楽の何かに触れられるようになる・・と信じます(笑)

練習の音を大切に

どうしてだか理由はわからないのだけど、弾くときになぜか急いでしまう。
弾けもしないのに。
音をはずすのに。
弾きたいと思うスピードについていけないのに。
いい加減な音でごまかしてでも、速く弾こうとしている。


な~ぜ~だ~?


レッスンで練習のときは
とにかく「間違えずに弾ける速度まで落としてゆっくりと、ただしリズムや音の長さをおろそかにすることなく弾く」と先生は言う。


これがね、できなかったです。
前回のレッスンまでは!


どうしてもどうしてもどうしても、急いでしまう。速いペースで弾いてしまう。
ゆっくり・・・と意識して弾き始めるのに、いつのまにか速度が上がってしまう。
そんなことの繰り返しだった。


いや~どうしたんだろう?
前回レッスンを受けてからは、そういうことがなくなって
しっかりゆっくり音を確認しながら(楽譜を見ながら)練習できるようになった!!


今までだって、何度も何度も「ゆっくり、ゆっくり」と念じて(?)いたのにできなかった。
それが多分、前回のレッスンで、本当にしっかり「理解」できたのかな?


そんな感じです。


先生の話:
若い頃ピアニストの先生に普段の練習を見せて欲しいといって見せてもらったことがある。ゆっくりゆっくり弾いていた。普通の速さで弾かないのかとたずねると、「それは練習ではない。演奏だ」と。片手でゆっくりと弾いていくその練習でも、とても美しい音色だったのだそうだ。たとえゆっくりでも、ちゃんと弾けていれば音楽は音楽としてあるのだ、ということがわかった。しかし若かった頃の先生は、それはピアニストの練習だから特別なのであって、そうでない普通の人間の練習ではないのだろうと考えてしまった。でも、それは間違いだった。



誰でも、子どもでも大人でも、練習であっても、音楽に触れるときは音楽性を失ってはいけない。ただ闇雲に音を出してはいけない。練習だからといっておざなりに弾いてはいけない。


そのようなことをおっしゃったのです。


そのおかげでしょうか?
ゆっくりゆっくり弾くことに、気持ちが焦ることがなくなりました。


焦った気持ちがあると、いくら一所懸命繰り返してもなんだか全然身につかないな~とは感じていたんですよね~。
だからといって急に弾けるようになるわけではないのですがw
でも、練習のときでも(電子ピアノですが)音を大事に弾く、という気持ちがあると、すごく落ち着いて練習できるし、短時間でもなんか充実した感じがします。