みちくさpiano

昨年からピアノ習いはじめました♪ピアノに関すること、少しずつ記録します♪
にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ
にほんブログ村

練習の音を大切に

どうしてだか理由はわからないのだけど、弾くときになぜか急いでしまう。
弾けもしないのに。
音をはずすのに。
弾きたいと思うスピードについていけないのに。
いい加減な音でごまかしてでも、速く弾こうとしている。


な~ぜ~だ~?


レッスンで練習のときは
とにかく「間違えずに弾ける速度まで落としてゆっくりと、ただしリズムや音の長さをおろそかにすることなく弾く」と先生は言う。


これがね、できなかったです。
前回のレッスンまでは!


どうしてもどうしてもどうしても、急いでしまう。速いペースで弾いてしまう。
ゆっくり・・・と意識して弾き始めるのに、いつのまにか速度が上がってしまう。
そんなことの繰り返しだった。


いや~どうしたんだろう?
前回レッスンを受けてからは、そういうことがなくなって
しっかりゆっくり音を確認しながら(楽譜を見ながら)練習できるようになった!!


今までだって、何度も何度も「ゆっくり、ゆっくり」と念じて(?)いたのにできなかった。
それが多分、前回のレッスンで、本当にしっかり「理解」できたのかな?


そんな感じです。


先生の話:
若い頃ピアニストの先生に普段の練習を見せて欲しいといって見せてもらったことがある。ゆっくりゆっくり弾いていた。普通の速さで弾かないのかとたずねると、「それは練習ではない。演奏だ」と。片手でゆっくりと弾いていくその練習でも、とても美しい音色だったのだそうだ。たとえゆっくりでも、ちゃんと弾けていれば音楽は音楽としてあるのだ、ということがわかった。しかし若かった頃の先生は、それはピアニストの練習だから特別なのであって、そうでない普通の人間の練習ではないのだろうと考えてしまった。でも、それは間違いだった。



誰でも、子どもでも大人でも、練習であっても、音楽に触れるときは音楽性を失ってはいけない。ただ闇雲に音を出してはいけない。練習だからといっておざなりに弾いてはいけない。


そのようなことをおっしゃったのです。


そのおかげでしょうか?
ゆっくりゆっくり弾くことに、気持ちが焦ることがなくなりました。


焦った気持ちがあると、いくら一所懸命繰り返してもなんだか全然身につかないな~とは感じていたんですよね~。
だからといって急に弾けるようになるわけではないのですがw
でも、練習のときでも(電子ピアノですが)音を大事に弾く、という気持ちがあると、すごく落ち着いて練習できるし、短時間でもなんか充実した感じがします。

×

非ログインユーザーとして返信する